さすがの私も

こんな人生。

成瀬とミシガンと私

小説『成瀬は天下をとりにいく』シリーズの聖地巡礼に行ってきました。

小説『成瀬は天下をとりにいく』シリーズとは?

宮島未奈著の小説のタイトルです。滋賀県を舞台に、成瀬に出会うことで、それまでの価値観や生き方が変化し、成長していく人物たちの物語です。とにかく、この成瀬というキャラクターがとても魅力的なのです。あるときは西武大津店に毎日通い中継に写り、またあるときは、M-1に挑んでみたり…と、自分がやりたいことに迷いがないし、ひとりでも突き進む成瀬がほんとうにおもしろいのです。

そして、作中で登場するのが、ミシガンという琵琶湖の湖南のクルーズ船です。『成瀬は信じた道をいく』の表紙にもイラストが載っています。

 

本屋大賞2024年にノミネートされたことがきっかけで『成瀬は天下を取りにいく』を読み、すっかり成瀬のファンになり、続編の『成瀬は信じた道をいく』が刊行されたことで、私の成瀬熱は高騰しました。

 

気がふれているうちに聖地巡礼に行こう!

ミシガンに乗るぞ!

 

さっそく「ミシガン 琵琶湖」で検索して、ミシガンクルーズの公式ホームページをチェックします。

成瀬キャンペーンをやっている!

『成瀬は信じた道をいく』をチケット売場で提示すると、特典と割引が受けられるそうな。

もう行くしかないよね。

 

 

行ってきました。f:id:kmoromin:20240327192455j:image

表紙のやつ!これがミシガン!!

特典のステッカーももらった!


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単身で行ったので、チケット売場の方に

「1枚でよろしかったですか?」と

念をおされたのは良い経験でした。

ファミリーや友達といっしょが大半でしたが、ひとりで乗船したのは私だけではなかったですよ。たぶん。私だけだったとしても、そんなの些末なことです。琵琶湖の景色は素敵でしたし、流れる景色をぼんやり眺められるし、良い時間を過ごすことができたのは紛れもない事実です。

 

ミシガンからのこの景色を成瀬も見たのかぁ。私にも観光案内してほしいなぁ。200歳まで生きてくれよな。と思いを馳せます。

 

私は利用しませんでしたが、予約しておくとお食事を楽しむこともできるようです。

ちなみに、景色の解説やショーなんかもあって、退屈しないようになっていました。

ミシガングッズがあればほしいなと思っていたのですが、売場がなかったのか、私の目が節穴なのか、見つけられませんでした。ネット販売はしているようです。

 

クルーズのあとは近江牛をいただいて、叶 匠壽庵「あも」をおみやげに買って帰途につきました。

 

でっかい肉まんが食べたい

でっかい肉まんが食べたい。

顔ぐらいの大きさのやつにかぶりついてみたい。

 

どこかで買えないかな~と

「肉まん 大きい」などとインターネットで検索してみますが、私の望む大きさの肉まんは見つけられません。

 

ないなら作るしかないよね。

 

さっそくレシピを検索します。

肉まんはどうやら、小麦粉で皮を、豚ミンチで具を作って、皮で具を包んで蒸すとできるらしいということがわかりました。

蒸し器なんて使ったことないよ。

と思っていると、蒸し器を使わずとも作れるということをインターネットが教えてくれました。ありがとうインターネット。

 

しかし、いきなり巨大肉まんに挑むのはあまりに無謀だなと思い、まずは基本のレシピを作ることにしました。

 

スーパーへ買い出しへ。

皮に使う各種粉やひき肉を手に入れます。強力粉や薄力粉って百グラム単位で売ってくれないかな…。多すぎるよ…。などと考えながら材料を揃えます。

 

いざ、実践です。

皮をこねたり、広げたりするのにちょっと苦戦しつつも、おおむねレシピ通りにできました。あとは蒸すだけ…。

 

 

結果はこちら

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みごとに割れたよね。5/6割れてるよね。

イソギンチャクみたいでかわいいけど、求めていたのはこれじゃない。

皮の扱いって大切なんだということを学びました。練習でよかった。

味はレシピ通りなので、めちゃくちゃおいしかったです。できたて最高。両親にも好評でした。

 

しかし、これでは目標の巨大肉まんにかぶりつくことができません。

いざ、再びの実践です。

前回の失敗から、皮に包んだあと、ぎゅっと圧力をかけます。

 

 

結果はこちら
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6個から3個へ、大きさを2倍にしました。

負けは1/3。割れてしまいましたが、勝率は上がっています。

味は間違いなくおいしかったです。

 

次回はいよいよ巨大肉まんに挑戦です!

生え際なんてありません

「検温させてください。」

「はい。」(おでこを見せる)

 

こんなやりとりが当たり前になった今日ですが、私は今でもこのやりとりに慣れません。

生え際を見られたくないからです。

正確には私に生え際は存在しないので、ウィッグと頭皮の境目を生え際と呼んでいます。

先のやりとりも、一時期に比べると減りましたが、うっかり病院などに行くと遭遇します。

「検温させてください。」

受付の方が体温計をもって手を伸ばしてくる。くっ、ここはカメラ式の検温ではないのか…では仕方がない。私の生え際を目に焼き付けるがいい。なんて開き直りは私には一生かかっても無理なので、なんとか涼しい顔をしてはやくその場を通り抜けることに全意識を集中させます。

あまりに速く済ませようとすると、かえって時間を取られるものです。

焦らず生え際を見せない位置に手を添え、おでこを見せます。

こちとら、昨日、今日ウィッグユーザーになったやつとは違うんだという気持ちでおでこを差し出します。

体温を計測する音が響きます。無事に計測できたようです。少し肩の力が抜ける瞬間でもあります。

 

そういえば、最近カメラ式の体温計って見なくなった気がすると思った今日でした。

タイミングがわからん

日常使いしているウィッグも痛んできたし、そろそろ新しいものに換えたいと思い、購入して、美容院でカットもしてもらいました。

これでいつでも交換する準備は万端だとおもったのですが…

これ、急に換えたら変じゃね?

痛み具合とか今使っているものと、古いものと見比べると、どうしても毛の痛みレベルとか、色あせ具合とかが一目瞭然のような気がしてしまう。

誰も私のことなんて、そこまで気にしてねーよ(笑)

それは確かにそうなのかもしれない。でも、もし少しでも、あれ?って思われたら?毛質変わった?とか思われたら?そんなことを気にしだして、ぐるぐるとマイナス思考が止まらなくなって、なんでこんなことで悩まなくちゃいかんのかとだんだん泣けてきて、もう寝る時間になったので寝ることにした22時。

ウィッグと摩擦の戦い

2月に春がやってきたと思ったら、また寒くなりましたね。

少しずつあたたかくなっていきますが、まだまだニットやセーターが活躍しそうです。

お気に入りのデザインのセーターやマフラーで出かけると気分が上がります。

でも、ウィッグユーザーにとって、ニットやセーターは苦手な素材だったりします。

特にニットは首まであるデザインのものは、ウィッグとの摩擦や静電気がおきます。そうなるとウィッグの広がりやパサつきが出てしまって、ちょっとしたストレスを感じます。

ウィッグが痛むし、見た目も気になるので、なんとかしたい。

 

自分が試してみて、なんとなくマシになったかもという方法をメモしておきます。

前提として、私が普段使っているのは人毛100パーセントのウィッグです。

※使用する際は、市販の髪用のケア用品がお使いのウィッグに使えるかどうか確認してくださいね

 

方法1.トリートメントをする

ウィッグを洗うときに、シャンプーをしたあと、トリートメントを使うだけの方法です。

ウィッグ専用のシャンプーやトリートメントって高いイメージがあるので、私は市販の髪に使うものを利用しています。

使っているトリートメントはファイントゥデイのfino(フィーノ)という赤いふたの容器のものです。

シャンプーをすすいでから、finoをウィッグ全体に使用します。毛先が気になるときは、少し丁寧に馴染ませるようにしています。

白いクリームのようなテクスチャーなので、手にですくってこぼしてしまうこともありませんし、ウィッグに馴染みやすいです。

数分おいて、すすいでウィッグを乾かして完了です。

 

方法2.ヘアオイルをつける

ニットとウィッグの摩擦を減らすために、ヘアオイルでウィッグをコーティングするイメージで使っています。

襟足部分にヘアオイルを付けるだけです。

このヘアオイルも髪用のものを使っています。

 

ウィッグが広がってしまったら…

ヘアアイロンを使うと直りますが、回数を重ねると効果がだんだん薄くなってしまいます。

 

これでもなにもしないよりはマシかな程度です。完全に摩擦や静電気のダメージをなくすのは難しいですね。

よい方法があるといいな~。

ウィッグユーザーがメガネを買いに行ってきた

私は普段からメガネをかけています。

そして、脱毛症でもあるので、フルウィッグも着用しています。

そんな私ですが、新しいメガネが欲しくなってしまいました。じゃあ買えばいいじゃない。そうなんですが、一つ心配なことがありました。

メガネのフィッティングです。

メガネ屋さんでは、顔に合わせてメガネの位置がぴったりになるように鼻に当たる部分や耳の当たる位置などを細かく調整してくれます。

メガネユーザーにとって、とても大切なメガネ作りの工程なのですが、当然、顔回りに店員さんが触れることになります。

先にも述べたように、私はウィッグユーザーです。しかも、よく知らない相手に気軽にそれをカミングアウトできるオープンな性格を持ち合わせていません。

 

ちなみに安価なメガネ屋さんだと、こちらから何も言わなければ、あまり細かくフィッティングしないので、接触が最低限で済みます。なので、これまではお安いメガネ屋さんにお世話になってきました。

 

でも、今回欲しいのは少しお高いメガネです。フィッティングは不可避です。それに高いメガネなら、ちゃんとフィッティングしてベストな状態でかけたいと思いました。

 

少し緊張しながらいざお店へと行きました。どのメガネもとてもおしゃれで、試着するだび、欲しくなってしまいました。でも、何本も気軽に買える値段ではないので、迷えるだけ迷って、ようやくフレームを選びました。視力検査は眼科で済んでいたので、レンズのタイプを選んで、いざフィッティングに突入です。

最初はおそらく目とメガネの位置を見てもらいました。その部分の調整が済むと、耳のあたりに店員さんの手が伸びました。

ひぃっ…ウィッグだと気づかないでぇ!気づいたとしても、何も言わないでくださいぃぃ…!!

と心のなかで叫びました。緊張がはしります。

フィッティングって、メガネを取ったりまたかけたりを何度か繰り返すのですが、店員さんが気を利かせてメガネをかけてくれようとしたときに私の中で事件は起きました。

ウィッグにメガネがひっかかりました。

この世の終わりかと思いながら、平静を装いながら、内心あわてて自分でかけますという意思表示を見せる私とその意思を尊重してくださる店員さん。

何も言われませんでしたし、態度にも出されませんでしたが、たぶん気づかれたと思います。その後は自分でかけ外しをさせてくださいました。ありがとうございました。

その後、その日のフィッティングは無事に終了し、あとはメガネが完成してからまた調整しましょうと言われました。

その日は高い買い物をしたことと、フィッティングが無事に終わったという高揚が続きました。

 

受け取り前日の夜は、メガネの受け取りが楽しみなのと、フィッティングへの緊張で、なんだかそわそわしてなかなか寝つけませんでした。

 

前回の来店よりも緊張は小さいものの、いざ受け取りとフィッティングへ。

メガネ自体は、とても満足いく仕上がりで、かけるだけでめちゃくちゃテンションが上がりました。

フィッティングは、おそらく前回来店時のことを覚えていてくださったのか、自分でメガネのかけ外しをさせてくれました。心遣いが身に染みました。

 

普段はブランドものや高価なものを買うことはほとんどないのですが、高価なメガネを買って、ブランドものを身につける人の気持ちが少しわかった気がします。

働く意欲の小さい私ですが、働いていて、収入があって本当に良かったと思いました。そして、質の良いものを身につけていると、気分が良くなるということがわかりました。

 

ともあれ、無事にメガネが作れて本当に良かったです。

ついついソシャゲやっちゃう

長くプレイしている唯一のソシャゲがあります。それが、fgoです。

 

ストーリーは何だか暗めだし、ガチャも英霊と礼装の闇鍋で、しばらく☆5英霊と出会ってないし…、となんとなくログインボーナスをもらうことすらめんどうくさくなってきたところでいつもイベントが始まります。

 

長くプレイしているので、なんとなく戦力だけは揃っています。なので、戦略をたてるのが下手くそな私でも、ちょっとがんばると、イベントを走りきれてしまいます。

 

これは難しくないからここまではやろうかな。あっ報酬もらったから育成できる。育成したら、ここクリアできるわ。以下繰り返し。

 

この、やればできてしまうイベントのバランスにまんまと乗せられて、また今日も起動してしまうのでした。

 

バレンタインイベントが楽しみです。