小説『成瀬は天下をとりにいく』シリーズの聖地巡礼に行ってきました。
小説『成瀬は天下をとりにいく』シリーズとは?
宮島未奈著の小説のタイトルです。滋賀県を舞台に、成瀬に出会うことで、それまでの価値観や生き方が変化し、成長していく人物たちの物語です。とにかく、この成瀬というキャラクターがとても魅力的なのです。あるときは西武大津店に毎日通い中継に写り、またあるときは、M-1に挑んでみたり…と、自分がやりたいことに迷いがないし、ひとりでも突き進む成瀬がほんとうにおもしろいのです。
そして、作中で登場するのが、ミシガンという琵琶湖の湖南のクルーズ船です。『成瀬は信じた道をいく』の表紙にもイラストが載っています。
本屋大賞2024年にノミネートされたことがきっかけで『成瀬は天下を取りにいく』を読み、すっかり成瀬のファンになり、続編の『成瀬は信じた道をいく』が刊行されたことで、私の成瀬熱は高騰しました。
気がふれているうちに聖地巡礼に行こう!
ミシガンに乗るぞ!
さっそく「ミシガン 琵琶湖」で検索して、ミシガンクルーズの公式ホームページをチェックします。
成瀬キャンペーンをやっている!
『成瀬は信じた道をいく』をチケット売場で提示すると、特典と割引が受けられるそうな。
もう行くしかないよね。
行ってきました。
表紙のやつ!これがミシガン!!
特典のステッカーももらった!
単身で行ったので、チケット売場の方に
「1枚でよろしかったですか?」と
念をおされたのは良い経験でした。
ファミリーや友達といっしょが大半でしたが、ひとりで乗船したのは私だけではなかったですよ。たぶん。私だけだったとしても、そんなの些末なことです。琵琶湖の景色は素敵でしたし、流れる景色をぼんやり眺められるし、良い時間を過ごすことができたのは紛れもない事実です。
ミシガンからのこの景色を成瀬も見たのかぁ。私にも観光案内してほしいなぁ。200歳まで生きてくれよな。と思いを馳せます。
私は利用しませんでしたが、予約しておくとお食事を楽しむこともできるようです。
ちなみに、景色の解説やショーなんかもあって、退屈しないようになっていました。
ミシガングッズがあればほしいなと思っていたのですが、売場がなかったのか、私の目が節穴なのか、見つけられませんでした。ネット販売はしているようです。
クルーズのあとは近江牛をいただいて、叶 匠壽庵「あも」をおみやげに買って帰途につきました。