さすがの私も

こんな人生。

背徳感とシュークリーム

一週間頑張ったごほうびが欲しいと思いました。

シュークリームが食べたいと思いました。

ビアードパパへ買いに行きました。

 

友達も恋人もいない人間ですし、食べたい欲がある割には量を食べられないので、スイーツのテイクアウトはたいてい一人で1個を食べます。いつも買うときに店員さんに「1個だけ用意させてすみません」という謎の罪悪感が芽生えるのですが、幸い今は実家暮らし。家族のために買うという大義名分を得ることができます。

いつもはスイーツ1個で満足できるところですが、今日は疲労もあって、シュークリームを2個食べたいと思いました。でも、家族全員分を2個買う心の広さは私にはありませんでした。それに、家族よりたくさん食べることで生じる、後ろめたさを感じたい気持ちもありました。

少し悩みましたが、クッキーシューを家族分と、パイシューを1個買いました。

 

帰宅すると、家には誰もいませんでした。紅茶をいれてパイシューを一足先に楽しもうとしたところで、母が帰宅しました。

私の背徳の時間がっ!

母にシュークリームを食べる姿を見られた私は、「今日は2個食べるから…!」と背徳感を自ら上乗せし、母と一緒にシュークリームを頬張りました。